NOTE BOOK #02 Life
South of House Street
ニューヨークのキャストアイアンの建物が並ぶこのエリア。
1960年代 閉鎖されていった工場が増えていった。
煉瓦と鉄骨のケンチクに、アーティストたちは移り住み「アトリエと住まい」として暮らし始めたという。
SOHOはここからきたコトバ。
日本でも随分と馴染んだSOHO
使われなくなったケンチクに“生活と仕事”が同居するリノベーション。
古民家を友人の仕事場と家族の棲家につくった。
ゆるい仕事スペースで淹れてくれる珈琲が旨くて、つい長居。
ちょっと寄り道のつもりなのに。
心地よいケンチクが、座った腰をそうさせる。
職と住。
仕事との関わり方、暮らしたい街、住みたい家は、豊かさを探して選択は広がる。
家も洋服も遊ぶ道具たちも、暮らし方から選んで愉しく生きるひとたち。
“暮らしを楽しもう”と欲張っていいんだ。